(94) 主人の実家に移り住んで4年です。でもどうしてもこの環境に慣れることができません。そして不倫をしてしまい、本気になってしまいました。
ねこ/32歳・女性・既婚/2002.09.28

 

■ 相 談

はじめまして。こんなこと誰にも相談できなくて、心がつぶれてしまいそうなので、
思い切ってこちらで相談させていただこうと思います。
 
今の主人とは6年前に結婚、子供は4歳、2歳の二人です。
結婚後2年間は主人はサラリーマンで、伸び伸びとしたマンション暮らしだったのですが、
その後主人が実家の家業を継ぐことになり、主人の実家の隣へ住むことになり、現在に至っています。
ここは、私から見るとものすごい田舎で、都会で生活していた私には何もかも慣れない事ばかり・・・。
その上、育児が落ち着くと私も家業を手伝わなくてはなりません。
住みたくもないところに住まなくてはならず、
仕事も選ぶことができない。田舎の、昔からの人間関係に縛られる生活。
 
自分の将来、全ての事が決まってしまっているような気がして、とても苦痛です。
私も自分で新しい人間関係を作ったり、主人の仕事を理解しようとしたり
しましたが、移り住んで4年が経つ今も慣れることができません。
それでも、結婚して子供がいる以上、ここで生活していくしかない、と考えていました。3ヶ月前まで。
 
実はネットで知り合った男性と不倫をして、本気になってしまったんです。
相手は44歳、中学生のお子さんが2人。会社を経営しています。
初めはお互いに遊びのつもりでしたが、何度が会っているうちに惹かれあい、
将来、一緒になろう、と言う話にまでなっています。
一緒に住む家もほぼ決まっているんです。
ただ、彼は家族に残すお金ができるまでは離婚できないと言い、
私も、今の主人が持っている病気が落ち着くまでは出て行けないと思っているのですが、
子供のことを考えると、何もわからないうちの方が・・・という気もして・・・。
 
自分の力では離婚まで考えなかったのに、
頼れる人が見つかったらその人に甘えようとしている、
こんな自分が情けなくて、客観的に見ると最低なことを考えているとは思うんですが、
気持ちが彼と、彼との新しい生活に傾いてしまって
今の生活の1つ1つが嫌になってしまったんです。
今の生活から抜け出したい。好きな人と一緒になりたい。
その二つの気持ちをどうしても消すことができないんです。
かと言って、子供から両親の片方を奪うことを考えると・・・
深く考えれば考えるほど、心が引き裂かれそうなんです。
 
とりとめのない文章になってしまいました。
どうか、アドバイスをお願い致します。

 

■ 回 答

もし前向きになって考えれば、病気のご主人を支え、家業を切り盛りすることで、あなたの才覚を発揮して、それを生き甲斐とする方法もありますが、性格によってはそれが出来ないこともありましょう。
今の環境があなたにとって耐え難いものであるならば、心もすさみ、いっそのことそこから離れてしまう決意も必要となるかもしれません。
 
不倫の彼と再婚することで、今のような環境への不満がなくなり、その上彼の愛情も手に入れることが出来て幸せになれそうに思うかもしれません。二つの思いが満たされて、一石二鳥のようにも見えますが、しかし場合によっては「一兎をも得ず」になってしまうようにも思います。
それは、甘えがあるから。彼と再婚することで、楽になれると思うことが間違いかもしれないと思うからです。
 
彼に頼って離婚を決意するのであれば、私は賛成できません。
なぜなら、お互いに離婚して、彼と実際に生活を始めるようになると、また新たな問題が起こると思うからです。まして通常の、世間に認められる関係で始まった恋愛ではないのです。
離婚するまでも大変でしょうが、その先にも苦難はあると思います。
また子供のことも含めて、大きなリスクを背負うことにもなると思います。
もしかしたら今の生活よりもっと厳しいものになるかもしれません。その覚悟がありますか?
もし彼への愛情が強いものであれば、それを乗り越えられるかもしれませんが。
 
でも、それならば、今のご主人への愛情はどうなのでしょうか。
不倫の彼に対して「好きな人と一緒になりたい」という思いは、
昔、今のご主人とおつき合いをしていた時にも感じた思いではないのですか?
今は大きく変わってしまった環境の中で、そのことへの不満だけが気持ちを大きく占めてしまって、ご主人に対する愛情も薄れてしまったということでしょうか。
 
もし離婚した場合、離婚したその先も、平穏になるまでには時間がかかり、いろんなことがあると思います。
今のご主人との結婚で出会った環境のように、その先にも厳しい環境が待っているかもしれないのです。
期待しすぎることが、かえってよくない結果を生む場合があります。
だから、あなたの甘えは出せない覚悟で生きていく気持ちも必要です。
彼を頼るのではなく、あなたの生き方をしっかり持つことが大切だと思います。
そうすれば、彼の存在がなくても、きちんと決断し、その道へ信念を持って歩んでいけるようにもなると思います。
まだ先のことは実際になってみないと何ともいえないのですが、それなりの覚悟をしていることが必要だと思います。
結局は、まわりがどう転ぼうとも、あなたがしっかりした生き方を持っていれば、悪く影響されることも少ないと思います。
 
大事な岐路に立っています。よく考えて決断してください。
以上は、たま子の回答です。
 
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以下は、山田の回答です。
 
いつまでも不倫関係でいるといつかバレル事になりますよ、
離婚を決意したならば、早い方がいいですよ、
年を取るにつれてあなたの条件がいろいろと悪くなると思います。
いまの生活が自分にどうしても会わないとなれば離婚も仕方がないと思います、
しかし、あなた(ねこさん)の離婚がすんなりいくか疑問です、又彼の離婚も簡単にはいかないと思います。
どのような状態になろうとも離婚後の覚悟が必要になると思います。
又頼れる人がいないと離婚はむりだと思います、とにかく離婚が先決です。
 
以上です。

 

■ ご依頼者からの返事

先日相談のメールをして、お返事をいただいたねこと申します。
 
誰にも相談できずに、1人で抱え込んでいた問題を、
第三者の目から判断していただけて、心からありがたく思いました。
とてもご丁寧なお返事、本当にありがとうございました。
いただいたお返事を何度も読み返しては、
自分の気持ちを整理しています。
 
離婚は本来そう簡単にするものではないし、
離婚して今の環境を変えることが必ずしも幸せになれる道ではない、
ということ、
それでも、離婚を望むなら、
自分の意思をしっかり持って、相当の覚悟がいるということ、
肝に銘じておきます。
まだ32年しか生きていませんが、不倫相手の彼への愛情は、
本物のような気がしています。
今の主人のことが嫌いになったわけではありませんが、
主人をとりまく環境に一生耐えていくことを考えると、
やはり離婚することを選びたいです。
仮に、不倫の彼の方の離婚がうまくいかなくても、
彼の存在があるというだけで、
頑張って生きていけそうな気さえします。
いずれにせよ、離婚すれば周りを巻き込んでしまうことになるので、
その反省の意味と、自分を見つめなおすという意味とで、
何年かは自分で生活をしてみようと思っています。
その間、いわゆる母子家庭になるかもしれません。
簡単なとこではないと思いますが、
いつか彼と生活できると思えば、頑張っていけると思います。
 
身も知らない私のためにいただいたアドバイス、
本当に涙がでそうなくらいありがたかったです。
心から感謝しています。

■ 玄武の返事

しばらく母子家庭で生活してみるという覚悟を決めたのですね。
あなた自身、良く考えた結果のようですね。
後は気をしっかり持って生きていくことが大切です。
大変でしょうが、頑張ってください。

■ ご依頼者からの返事

昨年、無料相談でアドバイスをいただいた、ねこ、と申します。
新年のご挨拶、ご丁寧にどうもありがとうございます。
 
私が相談させていただいたのは、ダブル不倫の彼と本気になってしま
い、離婚して一緒になりたい、というような、常識はずれの内容でしたが、
それにもかかわらずに親身になってアドバイスをいただけたこと、
今でも感謝の気持ちでいっぱいです。
何度も繰り返し読んでは、自分を奮い立たせています。
 
はじめは、彼に頼って離婚を決意した甘い私でしたが、彼の経営する会社の内容が悪くなり、そういうわけにもいかなくなりました。
かえってそれが、私にとってはよかったのかもしれません。
苦しいながらも、パソコンを使ってアルバイトを始め、
シングルになってからも困らないように、いろいろ勉強をしました。
まだまだ経済的に自立、とまではいきませんが、精神的にはかなり自立できてきたと思います。
今となっては、彼との結婚が目的で離婚するのではない、私が私らしく生きるために、この家を出て行くんだ、という気持ちで、とても前向きに頑張っています。
今年中に家を出るつもりで準備をすすめています。
玄武さんで相談させていただいて、本当によかったと思います。
これからも、多くの人の心を救ってあげて下さい・・・
本当にどうもありがとうございました。

■ 玄武の返事

ご返事をいただきまして、ありがとうございます。
感謝のお言葉をいただきまして、光栄に思います。
これから先、いろいろと大変かと思いますが、固い決意があれば頑張れると思います。
いろいろと厳しいことを申しましたが、時には誰かに寄りかかって安らぐことも必要かと思います。
そして、心の安らぎは失わないでくださいね。
この先も、もし良かったら近況をおしらせください。

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